1月法定研修及び定例会議開催

【研修報告】
服薬支援を“接遇”の視点から考える 〜安心して飲める関わりとは〜
1月のヘルパーミーティングでは、
「倫理法令遵守(服薬支援事例) × 接遇(コミュニケーション)」をテーマに、
日々の支援の中で起こりやすい場面をもとに意見交換と学びを深めました。
服薬は「薬を飲んでもらうこと」だけでなく、
不安や疑い、拒否の気持ちにどう寄り添うかがとても大切な支援です。
■ 研修の目的
・服薬支援を「身体的ケア+心理的ケア」として捉える
・尊厳を守る声かけと接遇を学ぶ
・迷ったときに一人で判断せず、記録・報告・相談につなげる姿勢を確認する
■ 服薬支援で大切にしたい基本姿勢
研修では、次の視点が特に重要だと共有されました。
✔ 安全性・正確性
✔ 尊厳の保持(命令口調にしない・急がせない)
✔ 信頼関係づくり(安心感を与える声かけ)
✔ 記録・報告・連携
服薬は「正しく飲ませる」だけでなく、
どう声をかけ、どう安心してもらうかが支援の質を大きく左右します。
■ ケース①:服薬を拒否されたとき
「飲みたくない」「苦い」「大きくて嫌だ」と言われた場合、
まず大切なのは…
・叱らない・否定しない
・理由を聞く
・無理強いしない
「そうなんですね」「どうして嫌なんですか?」と、
気持ちを受け止めながら傾聴する姿勢が重要です。
その上で、
・ゼリーの使用
・形状変更の相談
・時間をずらす
など、本人に合った方法を一緒に考えることが支援につながります。
■ ケース②:「もう飲んだ」と言われたが薬が残っているとき
カレンダーには薬が残っているのに、
本人は「もう飲んだ」と言っている…そんな場面もよくあります。
この場合は、
✔ 否定せず
✔ 事実を一緒に確認
✔ 重複服薬を避けることを最優先
「一緒に確認しましょうか」と声をかけ、
二重に飲ませる方が危険という視点を共有しました。
■ ケース③:「この薬、今飲んで大丈夫?」と聞かれたとき
ヘルパーが薬の可否を判断することはできません。
できるのは、
・処方内容や記録を一緒に確認
・不安な気持ちを受け止める
・薬剤師や医師への確認を提案すること
「ご心配になりますよね」
「一緒に確認しましょうか」
という寄り添う言葉が、接遇の基本です。
■ 講師からのまとめ
服薬支援は、
「正確に飲ませる」ことと
「安心して飲める関係づくり」の両立が大切です。
✔ 命令しない
✔ 急がせない
✔ 一緒に確認する
✔ 迷ったら相談する
この積み重ねが、
利用者さんの安心と信頼につながります。
■ おわりに
のどか訪問介護では、
「迷ったときに一人で抱えない」
「必ずチームで考える」
という文化を大切にしています。
今回の研修を通して、
服薬支援を“接遇”の視点から見直す大切さを
スタッフ全員で共有することができました。
今後も定期的な研修を続け、
利用者様に安心していただける支援を提供してまいります。

