事故防止・事例検討研修を実施しました
■目的
事故が起きた後の振り返りではなく、事故が起きる前に気づき、防ぐ力を身につける
日々の支援の中に潜むリスクに気づき、共有・改善する
■研修テーマ
事故防止(ヒヤリハット事例を用いた事例検討)
■内容
- 83歳男性/車いす生活
- 服薬管理は自己管理(飲み忘れあり)
- 飲酒習慣あり
- ストーマあり(自己処理)
- 立ち上がり不安定、膝折れ既往あり
問題1:潜在的リスク
- 転倒リスク(立位不安定・膝折れ・体の傾き)
- 飲酒による判断力低下・脱水
- 服薬不良(飲み忘れ・過剰服用)
- 食事・水分不足の可能性
- ストーマ管理不良(感染・皮膚トラブル)
- 清潔保持不足
- 生活機能低下(フレイル)
問題2:危険の判断ポイント
- 反応が鈍い、会話が不自然
- 立位不安定、ふらつき
- 服薬状況が不明確
- 飲酒状態
- 食事・水分・排泄の変化
- ゴミや物品の使用状況の変化
- 異臭や清潔状態の悪化
問題3:事故防止の対応
- 服薬は「声かけ+服用確認」まで行う
- 水分・食事摂取の確認
- 動作時の見守り強化
- 全身状態の観察
- 環境整備(動線・配置)
- 職員間での情報共有
- ケアマネ・家族との連携
- 必要に応じた支援内容の変更・中止判断
問題4:学び・気づき
- 「いつも通り」ではなくその日の状態を優先
- 観察力の重要性
- 共有の必要性
- 緊急時を想定した行動の準備
■まとめ
事故防止とは特別な技術ではなく、「気づく・立ち止まる・相談する」の積み重ね
「今この動作は本当に安全か」を常に考え支援を行っていく

